2009年04月02日

とれたてラジオ

このブログを書くのも最終回、たった2年足らずの期間にも拘わらず

ラジオのファンの方々に覗いて頂いたことに感謝したい。

昨日、「とれたて」を聴いて下さっていた静岡の男性が私を尋ねて下さった。

ひと言、番組のお礼を言いたいとのことで、大いに恐縮してしまったのだけど

この方の仰るのに「澤木さんのコメントに出さない部分を聞くのが実は楽しみでした」と。

いわゆる行間を読むというモノで、私は望外の喜びを感じた次第だ。

これをどう言おうか、どう言ったらニュアンスが伝わるだろうかで四六時中頭を悩ます。

言えないことをどう言うかが我々の商売、随分と反省しなくてはいけないのだけど

この方のことばで少しは胸の痞えが取れたようなホッとした気持ちになれた。

放送で話すというのは本当に難しい。

「とれたてラジオ」をご愛聴頂き、本当にありがとうございました。

さようなら  


Posted by hisao at 10:28Comments(8)

2009年04月01日

さくら舞い散る道の上で

実はずうっとここに書く事を先延ばししてきたというのが正直な気持ちで

何だか改まったことを書く気になれないでいた。

そういってもそろそろ何か書かないとなあと切羽詰った気持ちで今、ここにいる。

最終週が近づくに従って、番組の総括やまとめをしないと許されないような

へんな気分でいたことも確かだ。

そんなわけで9年間もの長期間お聴き頂き、本当にありがとうございました。

番組のコンセプトを決める際に、ボクの守備範囲から時事性に特化した、

情報性の高いプログラムでいくことを決めたのだけど、時に自分でもこれは朝から

難しいテーマだろうかとか、経済の話より音楽なのかなと気持ちが揺れ動くこともあった。

それでもやはり今必要な情報は「リスナーニーズ」に違うものではないと信じて

ここまでやってきたわけで、それなりに「悩めるオヤジ」だったのだ。

朝、「とれたて」で社会の課題や暮らしに直結する話を聴かないでいつ聴くの?昼間は仕事だし

家に帰れば一杯やって寝るだけでしょ?

せめて通勤、通学時間だけでも「とれたてラジオ」聴こうよ・・って9年間叫んでいたね。


明日、最終日。天気は晴れ?サクラは満開?

  


Posted by hisao at 17:02Comments(3)

2009年03月27日

とれたてラジオ

2000年4月3日に始まった「とれたてラジオ」が来週で終了する。

9年という年月でSBSの朝の顔(声?)はだいぶ老け込んできたけど、

なんとか持ち堪えたようだ。

この9年間というもの苦労話や辛い話など全くなかったといっていい。

それほどに気持ちよく仕事をさせてもらったという印象だ。

ゲストに恵まれ、スタッフに恵まれ、そして何よりもリスナーに支えられたことだろうか。

リスナーの気持ちは移ろい易いし、ミスは厳しく指摘されるし、しんどい時もあったけど

ラジオというメデイアはそういうものだから逃げ出したくなることはなかったね。

この番組のお陰で随分勉強させてもらったし・・・。

時々、澤木さんの声で癒されましたというお便りを頂いた。全く嬉しい限りだけど、

ボク自身は癒し型人間でなく、権力とか権威にかなり挑戦的な部分もあってね、

見かけとは違う性格をしていると思う。

ただそれを放送で丸出しをするような真似だけはしたくなかったという部分があったかな。

9年間お届けしてきた声と同じ声(姿勢)で、最後の4日間気持ちよく放送したい。

ありがとうございました。  


Posted by hisao at 12:57Comments(3)

2009年03月22日

ラジオパークと御礼

おいでよSBSラジオパークにお集まり頂きありがとうございました。

朝から雨が降り続く中でホントウに大変でした。

エンピツも多くの方が今日、会場まで届けてくださってキャンペーンの広がりの大きさを

改めて実感した次第です。

さあこのエンピツを現地まで届ける大役がまだ残っています。

相当の時間がかかりそうですが、まあ少しづつ作業しますよ。

そして会場で申し上げたとおり、この「とれたてラジオ」を4月2日で降板する運びとなりました。

改めてご挨拶をさせて頂きますが、長い間お聴き頂きありがとうございました。

残り2週間、これまで通りしっかり放送させて頂きます。

深謝!  


Posted by hisao at 17:54Comments(2)

2009年03月16日

リレーです

今日のオープニングでも話した通り、土曜日荒天の中を自転車で

沼津から清水・三保までのリレーに参加させてもらった。

自転車ツーキニストの疋田智さんをゲストに迎えてのツーリングイベントだ。

面白いのはHPを見た同好の仲間たちがロードサイクリングの途中から次々に参加してくること。

雨が止んだ沼津を最初の人間がスタートした午前10時半には5人だったのが

ボクが乗り継いだ吉原から2人、富士川橋を越えたあたりで1人、

由井本陣で1人と増えていって隊列も伸びることになった。

ロードツーリング用の自転車というのは腰が高く、ハンドルが狭くて低いものだから

最初は随分違和感があって、走りづらかったのだけど

やがて慣れてきてカーブの切り方もコツを掴むことができた。

そんなこんなで強風の吹く中を西に西に、隊列は三保に向かった。

残念ながらボクは由比で一行と別れて電車で静岡に戻ったのだけど、

人が人を呼び、輪を広げ大きなイベントに発展していく形を見ることができた。

2月末に東京の日本橋をスタートした今回のリレー、次は名古屋、大阪を目指して

またまた走り好きな人たちを巻き込んでいくことになりそうだ。


あ、ぜんぜん疲れなかったよ。  


Posted by hisao at 11:17Comments(0)

2009年03月06日

受け取りました

日本人というのはどうしてこうも振幅が激しいのか。

昨日、定額給付金が初めて岩手県で配布されたと知ってメデイアが殺到、

村役場や給付者の自宅は大変な混雑振り。

ワイドショーではMさんが「いいですか、おばあちゃん。

これは大事なお金ですからね、有効に使ってくださいね」と

まるでこの一時金に日本の魂が籠っているかのように諭したものだから

こちらはあっけにとられてしまった。

あれ、前の日まではボロクソに批判していたんじゃなかったの?

第一、最初に受け取った人の家まで押しかけて感想を訊くという発想が古いよ。

あくまで平等な受給なのだから。





  


Posted by hisao at 09:03Comments(1)

2009年03月04日

トビウオ

3日、浜松市内のホテルで古橋広之進さんの文化勲章受章記念パーテイが盛大に開かれた。

ボクもおじゃましたのだけど、そこでの祝辞で特に印象深かったことは

スポーツが文化という括りで評価されたことですというものだ。

今回の古橋さんがスポーツ界では初の受賞だということで関係者の喜びようはひとしおだった。

確かにスポーツというものの果たす役割はとてつもなく大きく、興奮や感動という側面の他に

連帯、人格形成、ひとづくり、技の伝承、経済効果、地域の名誉など挙げれば切りがない。

肉体だけでなく心の中に多様な価値をもたらす意味でまさに文化的役割を持つものといえる。

古橋さんについて言えばこれら全てに当てはまるわけで、

何より「フジヤマのトビウオ」のことば一つで全てが分かってしまうことだ。

翻って、ラジオを文化の視点でみたとき、何が語れるだろうか。

ニュースなどの情報伝達、音楽紹介、楽しめるトークなどラジオにはさまざまなツールがあるけど

いずれも聴く人の心に響いてこそのものだ。

ラジオが地域の人たちに根を下ろし、安らぎや元気を与え、暮らしの拠り所となる存在なら、

それは文化的役割を果たしているといえるかも知れない。

ラジオは、文化的側面をどれだけ持ちうるか、今岐路に立たされている。  


Posted by hisao at 15:53Comments(1)

2009年03月02日

梅は凛、桜は艶、桃は雅?

3月だ。「春は3月、弥生の・・・」そんな校歌があったね。

3月は切ない季節と一年前にも書いたような気がする。

卒業シーズンということもあるけど、それよりこの時期の空気がなぜか棘と緩みを感じさせる。

自然は梅と桜の端境期であり、暖かくそして時に肌寒く、何とも微妙で収まりのつかない季節感。

でもこの感じがいいんだよね。

自然は色を返すが、人は歳々年々同じからずとも言われる。

早春は人生にとっても節目の時期のように感じられるのだ。

(少し気取ってしまったみたい・・・)

  


Posted by hisao at 16:36Comments(0)

2009年02月26日

二者択一

規制緩和か規制強化か、あちこちで論議が起きている。

薬のネット販売は是か非か、タクシー事業の自由化は是か非か、派遣労働の自由化は是か非か・・・。

この問題を二者択一にしてしまうのがそもそもよくない。

だいたいそれぞれに賛成反対を唱えるのは一方は業界で一方は役所というケースか。

業界代表は自社製品をもっと売りたいという立場だから規制はないほうがいいに決まっている。

デメリットよりメリットを強調するのは当然だがどうも思いやりに欠ける。

事の本質は、両者互いに正しい部分があることを理解して、

事態をより良い方向に発展させていこうという気持ちがあるかどうかだ。

どんな商品やサービスも、それが人々の暮らしや幸せに結びつかなければ意味がない。

規制強化を訴える人たちを既得権擁護派と断ずる傾向があるが必ずしもそうとは思わない。

そこには被害者を増やしたくないとか、みんなが平和に暮せる世の中でありたいといった気持ちが

含まれていることもある。

単に規制強化でなく、また原則自由化でもない、「幸せの道探し」を期待したいと思う。

  


Posted by hisao at 15:40Comments(0)

2009年02月25日

夢のような気持ち

男子ゴルフの石川遼が憧れのタイガー・ウッズとの対面を果たした。

ウッズも石川の将来には大いに期待をしている旨のコメントを発表tしたけど、

石川本人も「感無量の気持ちです」と興奮気味に話していた。

さてあなたが「お逢いできて夢のような気持ちです」と言える人は誰ですか?

憧れのスターとかスポーツ選手は一般的ですぐに浮かびやすいけど

それ以外ではどうだろう。

案外思い浮かばないものだなと思わない?

石川の場合は同じ世界の大先輩でもあるわけで、今回も素直に受け止めることがきる。

では自分にその対象で夢心地になる人がいるだろうかと考えてみたけど

やっぱりいないんだね。

業界に師と仰ぐ人を持てなかったボクはやはり天邪鬼なのかも。  


Posted by hisao at 12:48Comments(0)

2009年02月24日

やらまいか?

浜松の松菱跡に進出を予定していた大丸が出店を取りやめたというニュースが報じられてから

どのくらい経っただろうか。


あれから浜松市民はどんな思いで、松菱前を通っているのかちょっぴり気になる。

もっと早く事態の収拾をすべきだった、この8年間は一体何だったのかと訝る人もいれば

まあこの不景気じゃ仕方ないという人、

郊外店に対抗するには中心街は力不足だと指摘する人など

人それぞれに意見をお持ちだろう。


今日、ある不動産関係の方にお会いしたのだけど、

静岡市は新静岡センターが閉店したばかりというのに

早くも商業関係者はこの地域の再開発に高い期待を寄せているという。

商業集積が上手くいっている静岡市の中心街と、

商業に遠心力が働いている浜松との違いを改めて感じる。


前にもここで指摘したけど

浜松という都市の将来像をここでもう一度しっかり創り上げる必要がありはしないか。

行革審も今後はまちづくりに言及して意見を集約してみてもいいのではないのか。



「やめまいか」の静岡がやる気を出し、「やらまいか」の浜松がやれないでいる、何だかおかしいね。  


Posted by hisao at 15:49Comments(1)

2009年02月23日

チームの顔

昨日、WBCの日本代表選手が発表されたね。

28人のうちあなたの予想を覆して選ばれた選手は何人いる?

ボクとしては放送でも言ったけどやはり落選した中では和田と細川かな。

まあ体調が今ひとつというのが原因だとしたらもう何も言うことないけど、

和田の場合前日の巨人との練習試合でも先発をして好投したし、

実績も十分、中継ぎとしてもやれるような気がしたのだけど。

もうひとり、捕手細川の落選も意外。巨人の阿部の肩がまだ本調子ではないと思っていたから

阿部に替えて、石原か細川だと勝手に思い込んでいたんだよね。

でも今年はWBCの影響なのか、プロ野球のキャンプ情報がもうひとつ新鮮味に欠けない?

TVも紙面も多くをWBCに割いていてキャンプ便りが少ないような・・・。

さて上述の落選組にはぜひとも自分のところで本領を発揮してもらいたい。

特にソフトバンクの松中と和田は投打のリーダーとしてチームを引っ張ってもらいたいものだ。





  


Posted by hisao at 12:33Comments(0)

2009年02月20日

春の風

午前中は雨が時折激しく降っていて早春の野草が萎れてしまうのを心配したけど、

午後になると一転日差しが降り注いできて気分も明るくなる。

そんな中、デスクワークをしていると背後から華やかな女性たちの声が・・。

誰かと思えばラジオウエストの「綺麗どころ3人衆」ではないか。

用事で本社に立ち寄ったとのこと、さすがに3人集まると一帯が賑やかになるね。

ふだん寡黙なボクだから3人一度に挨拶されると一瞬とまどってしまうのだけど、

それでも悪い気はしない(当たり前だよね、おじさんだもの)。

渡辺愛にも久々に会ったよ。少し髪の毛を染めた?

寺田さんは少し痩せた?みたい。

鈴木さんは相変わらずおしとやか?な感じ。

渡辺にはダンナに来季へ向けて注文を付けるべくいろいろと話をしたかったのだけど、

笑顔を見たら言いそびれて、またの機会にすることにした。

彼女たちが去った後の残り香が春の訪れを感じさせた。(いいじゃない、オヤジだもの・・・相田みつを風に)

  


Posted by hisao at 17:55Comments(0)

2009年02月19日

堅いテーマ

少し難しい話になるけど聞いて欲しい。

今日、静岡市内で地方分権改革推進委員長の丹羽宇一郎さんを迎えての講演会があった。

地方分権などということば自体が難解でとっつき難いことばだと思うけど

要はこれまで国が全てを取り仕切ってきたものをこれからは地方に任せられることは任せて

国民がより豊かな生活を送ることができるよう仕組みを変えていこうという提言だ。

講演の内容については3月1日の9:30から特別番組で放送されるのでこちらを聴いて欲しいのだけど

今日の講演会の帰り際、会場のお客さんの一人に呼び止められた。

「澤木さんの朝の番組を毎日6:30から聴いているけど、分権問題のような

住民にとって大事な事柄をもっといろいろな形で紹介して欲しい」という。

そうか、ボクには少し堅いテーマかなと思えることも住民はそれぞれの立場で

真剣にラジオから聞き取ろうとしているのだなと思いを新たにした。

こうして叱咤激励されるのも有難いよね。聴いているよ、といわれるのがなによりの妙薬になるもの。

ともするとリスナーの数だけで判断されることの多い放送界だけど、

やはりテーマも内容もリスナーのニーズにしっかりヒットすることがまずは大事だよね。  


Posted by hisao at 17:06Comments(0)

2009年02月18日

蔦の細道

今朝、番組で「駿河歩人」(するがあいんど)について紹介したのだけど

簡単にいうと、合併して二つの峠と六つの宿場を持つことになった静岡市の歴史を

街道を中心に見つめなおそうよという企画だ。

確かにふだん旧東海道を意識して歩くこともない我々としては

ふるさとの文化を知るいいチャンスかもしれない。

六宿のうち、丸子や由比の宿はいろいろなメデイアで取り上げられることが多いから

訪れた方もいるだろう。

ボクは丸子から宇津ノ谷峠にかけての一帯が好きな散策コースだ。

峠越えも蔦の細道が好きで、道なき道を落ち葉を踏みしめながら

よっこらしょと言いながら歩き切るのがたまらない。

業平の歌「駿河なる 宇津の山辺のうつつにも 夢にも人に逢わぬなりけり」がこの辺りの

寂寥感を物語っている。

この宇津ノ谷は長唄にも唄われていることを以前知って、いたく感激した覚えがある。

今回作られた冊子には旧道の道案内が記されているから

近く歩いてみようかなと思っている。  


Posted by hisao at 14:15Comments(2)

2009年02月16日

どうにもならない

不景気の話はもういいよ、とある人がボクに言ったことがる。

確かに。不況不況と叫んでいても景気はよくなるわけじゃない。

それでも経済指標や数字は言わざるを得ないわけで、

早速今日内閣府が2008年10月~12月期のGDPの速報値を発表した。

はい、予想通りの悪さだ。マイナス3.3%という結果だけど、年率換算というヤツがあるものだから

こちらも紹介するのがこの世界の常で、好景気なら自慢げに年率換算の数字を挙げるのだけどね。

何と年率計算ではマイナス12.7%という数字になった。

まあ二桁のマイナスなんて却って実感が遠のくものだ。

さあどうする?

えっ、どうにもならないから何もしない?

どうにもならないものを何とかしなくちゃいけないというのが今度の経済危機なわけで

政治家ならずとも難問だよね。

こうなったら植木等の「スーダラ節」でも聞いて気分転換するくらいしかないか?

「お前、いい加減なことを言うな。もっと真面目にやれ」とお叱りを受けそう。

冗談を抜きにして、みんなが楽しく前向きになれることってないだろうか?

ホント、教えて欲しい。今年のノーベル経済学賞に値するよ。  


Posted by hisao at 13:20Comments(0)

2009年02月15日

優しいパス

昨日よりは空気がひんやりする日曜日。

午後から楕円ボール仲間と練習だ。2週間ぶりに集まった割にはみんないい顔をしている。

この中ではボクが最年少だから一番動けてもよさそうだけど、みんなよく走るよ。

去年の鹿児島での試合がいい刺激になっているようで(大敗を喫したけど)、

基本動作にもついて行こうという真剣な姿勢が感じられる。素人のボクも体の当たり方を教えてもらう。

ものの15分で顔から汗が流れ落ちる。

あっという間に1時間半が経過。練習を終えて、シャワーを浴びた後は日本選手権をVTRでチェック。

早稲田は残念ながら戦略というものを感じなかったね。

まっとうにぶつかったら大敗するのは分かっていたはず。なのにプレーにはファンを唸らせるものもなかったし

何より劣勢が予想されたFWのセットプレーに工夫が見られなかったのは残念。

全体にサントリーの気迫が早稲田を上回っていたように感じられた。

やはりラグビーはFWだ。そしてSOの冷静さ。

早稲田のSOは戦術面ばかりでなく精神面で多くのことを学んで欲しい。

残念ながらこのままでは評判倒れのプレーヤーになってしまう気がする。

3年前の2月12日のような美しい夕陽を拝むことはできなかったけど、

社会人チームのふつうに戦う姿勢にふつうに納得できた試合だった。  


Posted by hisao at 19:27Comments(0)

2009年02月14日

夕日とラグビー

今日の天気はなんだい?

静岡で25.8度だって。まさか2月に夏日になるとはね。

今、沈み行く夕日を見ているんだけど、だいぶ日が長くなったね。

そういえば3年前の2月12日、もっと空気はひんやりしていたけど、

同じように夕日に感動した記憶が急に蘇ってきた。

その日、ボクは東京にいたのだけど、

ラグビーの日本選手権の2回戦を秩父宮球技場で観戦していた。

詳しくは省くとしてその試合はまずもって滅多に体験できないくらいの感動をさせてもらって

喜びを胸にしまいつつ、神宮外苑をJRの駅に向かって歩いていたその時、顔を射す夕日が

堪らなくキレイで「ああ、こんな夕陽もあるんだよ」と大人げなくも感じ入ってしまったのだ。

なんで今日、その時の光景を思い出したのかわからないけど。

仕事柄スポーツ観戦というものは取材者の視点でしか見れなくなってしまったと思っていたけど

純粋に興奮している自分がいるのを発見してしまったよ。

もう陽が沈もうとしている。何だか暖かすぎて変だ。

  


Posted by hisao at 17:37Comments(0)

2009年02月13日

自分で買います

どこの企業も不況で業績を大幅に下げている。

ボクも周囲からこの不況はいつまで続くかと訊かれるけど、

まあ2~3年はこの状態が続くのじゃないのと答えている。別に確たる理由があるわけでもない。

そんな中で某電器メーカーが管理職を対象に10万円以上の自社製品を買うよう指示したという。

少しでも在庫を減らし、業績を向上させようという狙いだろうけど、当の社員の方々も大変なことだ。

給与はカットされる一方で、今どうしても必要でもないであろう商品を買わなくてはならないのだから。

これと似た様な事がある。自社が主催する各種事業のチケットを社員に割り当てるケースだ。

無論、社員が頑張って売りさばくことができれば結構なことだが、

往々にして売れ残ってしまうことがある。

時に本人の責任感からそれを自ら買うことで帳尻を合わせようとすることがある。

これは美談に聞こえるが、そうではない。

消費者がその事業を認知し、購買の対価として感動を享受したわけではないわけで、

市場の拡大に繋がらないし、決して真の利益にはならない。

まるでタコが自分の足を食べるようなものだ。

外に向けて需要を喚起することが、売り手(供給側)の最大の目的ではないかと思うのだけど

どう思う?  


Posted by hisao at 16:55Comments(2)

2009年02月12日

おにぎり食べたい!

今日、朝食であさりの味噌汁を頂いたのだけど、近頃のインスタント食品はホントに美味しくなったね。

実際、カップの中に殻付きのあさりが何個か入っているんだよ。

ここから出る出汁がいい風味を醸し出していて寒い朝には格好の飲み物だ。

そういえば先日はしじみの味噌汁を飲んだっけ。

家ではこうしたインスタント食品は買わずにスーパーであさりを買ってきて味噌汁を作るけど

ここまでインスタント食品が進化するとなると、どちらがいいのか分からなくなるね。

丼やおにぎりも同様でコンビニや通販で手に入るものでも十分に美味しい。

ただボクはこれらをうまく使い分けていきたい。

やはり炊き立ての米で握ったおむすびは格別の味がするし、親子丼だって自分で作る楽しみがあるしね。



  


Posted by hisao at 10:35Comments(0)